今の家賃高くありませんか?家賃の相場を確認して高ければ下がる可能性があります。
こんにちは1です。今日は僕が家賃を交渉して実際に下がった方法を紹介します。
きっかけは、お金の大学でこの文章を読んだ事でした。
日本では、基本的に家の価値は古くなるほど下がる。ということは、家賃もそれだけ一緒に下がるんやで。数年前に入居した人と、今入居する人で家賃が違うなんてこともザラや。
だから自分の部屋の家賃相場を調べて「家賃を現在の相場の〇万円にしてください」って大家さんに交渉すると良いで。
大家からすると、「退去されるくらいなら、家賃を下げてでも長く住んでもらいたい」のが心理やから、交渉に応じてくれることも多いで。大家は空室になるのが一番困るからな。
お金の大学改訂版 両@リベ大学長 朝日新聞出版より引用
Step1 インターネットで物件名を確認
まず最初にインターネットで物件名を検索しました。
借りている部屋は家賃4万円のアパートです。僕の部屋を入れて6室あります。空き部屋が2部屋あったので検索するとSUUMO(スーモ)で見つかりました。となりの部屋が3.7万円、僕の部屋の真上2階が3.8万円で募集していました。1階が4万円で2階が3.8万円?!
Step2 近隣相場の確認
次にアパートの住人に思い切って家賃を聞いてみました。みんな教えてくれました笑
この時のポイントは、普段から面識がないので先にこちらの目的と家賃を公表しました。質問の仕方はこんな感じです。
「こんにちは突然すいません。◯号室に住んでいる者なんですが家賃の交渉をしようと考えてまして今うちの部屋4万円なんです。もし差し替えなければ家賃教えて頂けませんか?」
- 101 4万円
- 102 3.7万円
- 103 4万円
- 201 3.8万円
- 202 4万円
- 203 3.9万円
そして近隣の相場を調べました。コンビニに行く時に、近隣で似た間取り築年数のアパートを2~3個所チェックすると、空き室が多い事に気づきました。さらに家に帰りネットで調べると空いている部屋はどこも今借りている部屋より築年数が新しく値段も3.8万円程度でした。
Step3 家賃希望額を設定
交渉するにあたり、落とし所の希望額をあらかじめ決めておかないと交渉がまとまらない可能性が高くなります。今回は3.7万円が僕の希望額です。
Step4 Mailで家賃を交渉
管理会社に交渉します。この時のポイントは言った言わないを防止するためMailで対応して貰う事です。
今回僕は管理会社のホームページを確認するもMailでの問い合わせフォームがなくやむなく管理会社に電話すると管理会社が普段からMail対応していないとの事で電話での対応になりました。
今回は下記の伝え方をしました。
”いつもお世話になっております。
(物件名)(部屋番号)をお借りしている(名前)と申します。
毎月の家賃に関してご相談がございます。ネットで確認したところ隣の部屋が3.7万円、真上の2階に関しては3.9万円で募集が出ております。また近隣の相場を確認しますとうちよりも築浅で家賃の安い物件があるので、家賃を3万5千円にして頂けないでしょうか。
ご多忙と存じますがご検討のほどどうぞよろしくお願いします。”
希望額より低い金額でお願いする
家賃を3万5千円で伝えたのは不動産業界の下駄を履かせる文化を意識しました。不動産業界は物件を売買する時にあらかじめ値下げ交渉された時のために希望額より少し高い売値を設定するそうです。
もちろん今回は賃貸のため売買とは違いますが僕の希望額が3.7万円のため意識してより安い金額でお願いしました。
この時、管理会社からの解答は大家さんに確認して折り返します。との事でしたが、1ヶ月半経過しても連絡がなかったため電話するとまだ大家さんに連絡すらしていない状況でした。。。
少し驚きましたが、逆にこちらの希望を通すチャンスと感じ大家さんと直接交渉しますと伝えるとそれは、勘弁して欲しいとの解答があり今後はMailで対応して頂ける事になりました。
Mailに切り替わると管理会社からの対応が早くなりました。前回から1週間後に最初の返答がありました。
”賃料値下げの件ですが、家主様へ相談致しましたところ、今回は現状維持の4万円でお願いしたいとの事でした。”
このMailに対して下記返信をしました。
”ご多忙のところご対応頂きありがとうございます。そうしましたら、同じアパート内で家賃が違うためやはり37,000円に下げて欲しいと再交渉お願い出来ますでしょうか。家主様には37,000円にして頂ければ長く住むつもりです。また下がらないようでしたら退去を予定していますと伝えていただけますでしょうか。よろしくお願い申し上げます。”
返信で意識したポイントは家賃を下げて頂ければ長く住む事と難しいようであれば退去する事2点を伝えました。
この一週間後管理会社から返信のMailが来ました。
”再度、家主様へ相談致しましたところ38,000円でお願いしたいとの事でした。よろしくお願いいたします。”
2,000円ほど家賃が下がりました。金額は相場相応だと感じたためこの金額でお願いしました。
交渉成功後の気づき
- アパートの住人に家賃を確認する必要はなかった→同じアパートの空き部屋の値段はSUUMO(スーモ)で分かっているのでこの作業は時間の無駄。
- 家賃交渉の際はじめから家賃を下げて頂ければ長く住むつもりがある事。無理なら退去を予定している事を伝える→段階を踏んで交渉をした方が成功率が上がると考えましたが、はじめから近隣の相場から見て家賃が高いこと、希望金額、家賃を下げて頂ければ長く住む、無理なら退去を予定しているこの4点を伝えたほうが効率が良かったと感じました。
家賃交渉おすすめの人
今の家賃が高く感じている方。交渉がうまく行かなくても次の更新でもう一度交渉した時に希望が通りやすくなる可能性があります。経験値が貯まるのでおすすめです。
家賃交渉Mailテンプレート
アレンジして使える家賃交渉用Mailテンプレートを作成しました。
”(管理会社名)ご担当者様
いつもお世話になっております。
(物件名)(部屋番号)をお借りしている(名前)と申します。
毎月の家賃に関してご相談がございます。インターネット上で近隣の家賃相場を確認した所うちよりも築浅で家賃の安い物件があるので、(家賃を希望金額)にして頂けないでしょうか。
(希望金額)にして頂ければ長く住むつもりです。また下がらないようでしたら退去を予定しております。
ご多忙のところ大変お手数をおかけしますがご検討のほどどうぞよろしくお願いします。”
まとめ
不動産業界の閑散期4月5月6月7月8月10月11月は家賃交渉に向いている時期です。
ただ現状相場を調べて高いのであれば交渉して良いと思います。
交渉に時間もかかりますし、もしダメでも閑散期の4月以降に再交渉で良いと思います。
今日は家賃の交渉をして値段を下げる方法を紹介しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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