【最終日6日目】「八ヶ岳全山縦走」8/22雑記

蓼科山山頂 「人生を変える3泊4日の山旅」
蓼科山山頂

大河原ヒュッテ〜蓼科登山口

双子山の頂上はガスっていて、登りと同じく下りも足元はぬかるみ

背丈まで伸びる笹に襲われ大河原ヒュッテに着いた時はびしょ濡れだった

大河原ヒュッテは蓼科スカイラインという国道に面していて目の前にはアスファルトの道路の誘惑が広がる

ここで下山ベが最高超に達っす!

「もう3泊4日のテント泊は達成してるから良いか、、、

19峰踏破だけどすでに18峰踏破したし18の方が末広がりでいいよな」

いつも通りあきれるほどのポジティブ思考だ

ただ蓼科山は緩いと聞いてるこのまま続行

昨日斜面にテントを張った影響で疲れはピーク

大河原ヒュッテから蓼科山荘までの登りはよくある山道だがキツい

・テント泊のみなさん翌日のダメージがエグいのでテントは斜面ではなく水平な場所に貼ることを推奨します

時間はある、今日下山できる、お風呂に入れる、速度を落として自分と対話しながらロングスローディスタンスで登って行く

基本戦略は歩く時、小股を意識する

トレッキングポールは登りは最大限に短く、下りは最大限に長く

【速度は気にしない!苦しかったり辛かったら休む】結果、日が暮れないうちに時間内に下山できれば良い

今回食料が1.5キロほど余った

5日目くらいからトレイルミックスに飽きて全く口にしなくなった

ちなみにこの度で活躍したのは

  • 【ロピアで購入したドライマンゴー】、肉厚でコスパが良く美味しい
  • ファミマかセブンの【あたりめ】
  • 赤岳展望山荘で貰ったサンプルの【ボディメンテゼリー、アミノバイタルプロ】

前回の屋久島縦走後、首を痛めたため怪我防止用のアミノ酸摂取用アイテム

あたりめとアミノバイタルは特に活躍!

今回は下山後怪我をしなかった

ただこの経験も怪我をしなかったら分からなかったことで「致命傷を負わない範囲でリスクを取り実際に体験すること」が重要だと日々実感している

ロングスローディスタンスで歩いていると目の前には蓼科山荘が現れた

蓼科山に向かう方向に目をやると大岩があり人目を気にせず大岩に寝転がる

確かにここまで権現岳、赤岳に比べればゆるい登りだが6日目のHP20%を切りデバフを受けた体には厳しい

大岩で20分ほどパワーナップしていると大丈夫ですか?と声をかけられたが大丈夫なわけがない(笑)

・それに、ここまで来たらエスケープルートを使ってゴールしてもそんなに距離は変わらない

蓼科山は楽だと聞いている

20分のパワーナップを終え

蓼科山に向かうと蓼科山はラスボスを越え裏ボスだった

そうまるでVのエスタークだ

やはり八ヶ岳であとは楽なルート説は僕には当てはまらない

シンプルに今まで体験したことのない急な登りの岩を登る、、、

そう三ヶ岳で苦渋を舐めさせられた、あの岩が水平ではなく今度は縦で現れ襲ってきたのだ

「縦の岩の登り」キツい以外何もないパワーワード👍

この山旅で僕は岩、恐怖症になる(爆

ここで選択したコマンドは「ボヤきながら登る」

このコマンドの問題はエンタメとはいえネガティブな言葉が続くことで体力の減りが通常の倍になること

まさに諸刃の剣だ

ただこの最終奥義を使わないと足がもう前に出ない、、、

蓼科山の登りはほぼロッククライミングだった

頂上に着くと神社があり有名なパワースポットらしく人がたくさんいた

ガスっていたこともあり早くお風呂に入るためすぐに下山ルートに進むも下りがめちゃくちゃキツい、、、

まず下りに向かうまで水平な岩を渡るのだが、風が強く道は細く慎重に進まないと救助要請確定になる山道

やっと下りになったかと思えばこれも岩で滑りやすく距離を稼げない

最後の下りは僕の準備不足で苦行だった、、、

だが13時、ゴール蓼科山登山口に着く

先入観でここは食べ物やお土産が売っている登山口だと思い込んでいたが、、、

何もない、、、

あるのはトイレのみ

ずいぶんと硬派な登山口だ

そして茅野駅までのバスが3時間半後の16時までこない、日差しは強く炎天下だ

1時間ほど歩いたバス停なら14時にバスが来る

待つよりも歩くことを選択する

「やらない後悔よりやった後悔」

約1時間ほど歩きバスに乗り無事JR茅野駅へ到着

「八ヶ岳全山縦走」踏破だ

今回3泊4日の山旅は5泊6日になった

下山して20日ほど立つが人生が変わったことを実感している

屋久島では分からなかったがテント泊が3日以上続いた八ヶ岳で分かった

【四角大輔さんの言った3泊4日以上の山旅が人生を変えるは真実だった】

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