テレビ、新聞、雑誌にあきてませんか?そんな方にこの本がおすすめです。橘玲さん著書「言ってはいけない」は世の中に繰り返される答えのない話ではなく刺激的な真実で知的好奇心を刺激して退屈を解決してくれます。
こんにちは、1です。今日は作家の橘玲さん著書「言ってはいけない」を紹介します。
橘玲さん著書「言ってはいけない」は口にしたら炎上するたくさんの真理が書いてある本です。
気になった文章
最初に断っておくが、これは不愉快な本だ。だから、気分よく一日を終わりたいひとは読むのをやめたほうがいい。
言ってはいけないー残酷すぎる真実ー(新潮新書・橘玲著)より引用
読んでいて、全く不愉快ではなくむしろ引き込まれ2日間で読了しました。気分に関してはむしろ良いです。「不都合な真実を言うと炎上する」という言葉をどこかで聞いたんですが、人はなぜ暴力的になるのか、遺伝と環境の真実、新上流階級の生態などの真実が他にもたくさん書いてあります。
そして、僕はTVは見ないんですが、昔芸能を少しかじっていたのでTVを見るとこの番組はこうゆうふうに作られていて裏方の仕組みやこの番組を作ることで一体どこにお金が流れているのか考えてしまうタイプです。TVのようなマスメディアが好きな人達と一緒に話すと共感する事が難しくいつも変な雰囲気になります。だから価値観を共有できる人が少ないので人と話す事が少ないのですが、この本みたいに1人で楽しめるエンタメなら誰かと意見が食い違い変な空気になる事もなく楽しめるので僕のようなマイノリティにおすすめです。
集団にとって不愉快なことをいう者は疎んじられ、排斥されていく。みんな見たいものだけを見て、気分のいいことだけを聞きたいのだから、知識人が知らないふりをするのは、正しい大人の態度なのだろう。
言ってはいけないー残酷すぎる真実ー(新潮新書・橘玲著)より引用
これ、僕はつい真実を言っちゃいます。しかも鈍感なので不愉快な真実を言ってる事に気づいてない事が多いです。この本を読んで分かったんですが、この後に出てくる文章も合わせ、あぁ共感力が少ないからなんだ!まさに晴天の霹靂でした。橘玲先生に心から感謝。
でもこの文章の最後に出てくる知識人が知らないふりをするのは、正しい大人の態度なのだろう。
なぜ本音で真実。思っている事を話すとうまくいかないんだろう。昔Apple TV+のドラマ、テッド・ラッソで
ガールズトークのルールその1聞き役は黙って聞く
ガールズトークのルールその2あれこれ話はするが必ずしも何かを変える必要はなく解決しなくても良いテッド・ラッソ破天荒コーチがゆく(Apple TV+)より引用
というシーンがあったんですが。なにかを前に進めない会話だとしたら会話の時間がもったいないと考えてしまいます。おそらく合理的が過ぎるんですね。この文章を書いていて合理と感情の間を取る事も必要なんだと学びました。そしてこの本にたびたび出てくる女性と男性の違い(深い内容で本当に面白いです)も関係しているなと改めて学びました。この違いを理解した上で今後の人生を歩むことで結果が良い方向に進んでいく勇気を貰いました。
・「幸福のホルモン」と呼ばれるセロトニンは、脳内の濃度が高いと楽天的になり、レベルが下がると神経質で不安を感じやすくなるとされる。このセロトニンを運搬するトランスポーター遺伝子には、伝達能力が高いL型と伝達能力が低いS型があり、その組み合わせでLL型、SL型、SS型の3つが決まる。
言ってはいけないー残酷すぎる真実ー(新潮新書・橘玲著)より引用
このセロトニンを得るために筆者は毎朝ジョギングをしてます。太陽の光を15分くらい浴びると本当に気持ちよくなり新しいアイディアが閃きます。逆に夜は思考がネガティブになります。ただ夜思考がネガティブになったら寝てしまい翌朝のセロトニンでリセットしてます。この本だと日本人にはSS型が多いそうで自分が何型か気になりました。perplexity AIに聞いて見ると遺伝子検査が必要だそうで費用もかかるので僕にはハードルが高いので諦めましたwシステムが分かっただけで収穫収穫!
・スーパーZIPに住む新上流階級はマクドナルドのようなファストフード店には近づかず、アルコールはワインかクラフトビールで煙草は吸わない。アメリカでも新聞の購入読者は減っているが、新上流階級はニューヨーク・タイムズやウォール・ストリートジャーナルに毎日目を通し、『ニューヨーカー』や『エコノミスト』、場合によっては『ローリングストーン』などの雑誌を定期購読している。また彼らは、あまりテレビを観ず、人気ランキング上位に入るようなトークラジオも聴かない。休日の昼間からカウチでスポーツ番組を観て過ごすようなことはせず、休暇はラスベガスやディズニーワールドではなく、バックパックを背負ってカナダや中米の大自然のなかで過ごす。
言ってはいけないー残酷すぎる真実ー(新潮新書・橘玲著)より引用
僕はどうしたらお金持ちになれるのか系の本が大好きで多くのお金の本に出てくるお金がなくてもまず富裕層の様に振る舞うって言葉が大好きです。
アルコールはワインを好んでます。クラフトビールは飲んだ事がなかったので早速飲みに行きました。煙草はすいません。実は母が喫煙者で肺気腫でなくなった事と子どもの頃。副流煙が本当に嫌でおかげで非喫煙者のため蓄財面での恩恵が大きいです。
ただ多くの本で喫煙はストレスから来る中毒だと見ますから生きていくって大変だなと考えてます。新聞は毎日、日経新聞を図書館に読みに行ってます。時間効率は悪いんですが歩くことが動的瞑想になり考えを整理できるし、運動は人的資本になるので不便益を楽しんでます。大自然も大好きでこの文章を読んでより本格的にバックパック登山の比率を上げる事にしました。この文章がこの本の中で1番共有したくて熱が入りました。
共感力の低い成人は他人の感情に無関心で、反社会的・攻撃的になりやすいのかもしれない。言ってはいけないー残酷すぎる真実ー(新潮新書・橘玲著)より引用
すぐにApple Watchで安静時心拍数を測りました。僕は心拍数が低かったです。確かに共感力は低い。では共感力がないデメリットとメリットはなんだろうとネット上の意見をまとめました。
デメリット
- 円滑なコミュニケーションが取りにくい
- 顧客のニーズや感情を理解するのが難しい
- 適切な反応や対応ができないことが多い
- 人間関係が希薄になりやすい
- 職場で孤立する可能性がある
- ビジネスチャンスを逃す可能性がある
- 社会的な孤立を引き起こす可能性がある
メリット
- 自己中心的な判断ができる
- 周囲の意見に流されにくい
- ストレスをためこみにくい
意見を自分の中で整理してみて、共感力があるとマジョリティで共感力がないとマイノリティになると考えました。ただどっちが悪いではなくその人がどっちの価値観を選ぶか。また、周りにいる出会った人の環境でマイノリティでも成立する世界はあると信じてます。僕は共感力はない方ですがたまにばっちと価値観が合う人に出会えてますし、自分に嘘をついた共感で価値観が合わない人といるくらいなら、それを損切りして少なくても価値観の合う人達と生きて行く方が楽しいです。
この本の凄いところはそもそも自分が共感力があるかないか、あるとどうなるかないとどうなるかなんて意識して生きていなかったのでそこを意識できるようになる。この成長を得る事でこの次の行動が良い方向に変わります。
凄く前向きになれる本だし読者が無意識に捉えている事を言語化してくれ成長させてくれる本です。
上記以外にも本当に新しい発見がたくさんあり読んでいて楽しい2日間でした。
口コミ
橘玲さんの著書「言ってはいけない」に関するネット上の口コミをまとめました。
- 内容の評価:
- タブーとされている真実を赤裸々に書いている
- 世間で言いにくいことをデータ的な裏付けを基に紹介している
- 興味深く、考えさせられる内容だという意見が多い
- 読者の反応:
- 面白いと感じる読者が多い
- 衝撃を受けたという感想もある
- 一部の読者は内容に疑問を感じている
- 批評的な見方:
- リベラルな立場からの批判もあり、著者の主張に対して「読みが浅い」という指摘もある
- 一部の内容に対して「ん?」と思う読者もいる
- 全体的な印象:
- 社会の本質に迫る本という評価がある
- 早く読んでおけば良かったと感じる読者もいる
- 世間一般で口に出しにくい話題を扱っているという認識がある
この本は、賛否両論があり、読者に強い印象を与える内容であることがうかがえました。
どんな人におすすめか
TVがつまらないと感じている方。毎日生活が退屈な人におすすめです。新しい発見が待ってます!
今日は、口にしたら炎上するたくさんの真理が書いてある本橘玲さん著書「言ってはいけない」の書評を書きました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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