こんにちは1です。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」読んでいて心に残った言葉を紹介します。
長期間、創作活動に打ち込むために必要なのは鍛錬ではなく、熱意である
熱意とは、「神に満たされる」こと
「アーティストになるには、相当に厳しい訓練を積まなければならないんでしょう?」かつてアーティストになりたいと思ってなりそこねた善良な人たちに、よくそんなふうに聞かれる。そう言われると、悪い気はしない。まるで自分がスパルタ式の厳しい軍事訓練に耐え抜いた英雄として、称賛の目で見られているような気分になる。
しかし、アーティストの試練を軍事訓練と比べるのは危険である。厳しい自己鍛錬も、短期間なら効果を発揮するかもしれないが、ほんのひと時しか続かない。役に立つが、長持ちしない電池のようなものだ。
自己鍛錬はそもそもナルシシズムに根ざしている。自分はこんなにもすばらしいことができるんだと、自分で自分を称賛するのだ。このタイプの人にとっての目的は、何かを作り出したり、成し遂げたりすることではなく、鍛錬すること自体にある。
長期間、創作活動に打ち込むために必要なのは鍛錬ではなく、熱意である。
出典 新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 ジュリア・キャメロン(著),菅靖彦(翻訳)
ストイックがダメと言われるゆえんがここにあります。ただストイックにとらわれいるとこの自分で自分を称賛していることに気づけません。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」を読むことで、自分の無自覚を自覚し言語化できるので自己理解が深まる。その結果自分が本当にやりたかったことを追求し毎日が充実します。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」は良い本です。
突然、創作意欲が萎えてしまったら、自分自身を温かな目で見てやることが必要だ
突然、創作意欲が萎えてしまったら、自分自身を温かな目で見てやることが必要だ。
出典 新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 ジュリア・キャメロン(著),菅靖彦(翻訳)
自責で自分を責めすぎて止まるのではなく、自分に優しくすることでやる気とモチベーションを回復させる。具体的には温泉に入ったり1人旅をすることが温かな目になり創作意欲は復活します。
大切なのは、挫折を避けて通ることではなく、挫折したときに、それを乗り越えて生き残る力
傑出した監督や俳優たちは、単に才能があるだけではなく、落ち込みを避ける能力や挫折から立ち直る能力に秀でているということだった。
アーティストたちの成功は、つねに挫折の上に成り立っている。大切なのは、挫折を避けて通ることではなく、挫折したときに、それを乗り越えて生き残る力なのだ。
苦しくなったら、どんなにすぐれたアーティストも苦難のときを乗り越えてきたことを思い出そう。
出典 新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 ジュリア・キャメロン(著),菅靖彦(翻訳)
なにか問題が起こったとき、引きあずる時間をいかに短くして次の行動に移せるかだと思います。でも人は感情の生き物だから引きずります。
ぼくも最近引きずることがありましたが、明るい友達と遊ぶ、お風呂に入る、自然が豊かな場所で引きこもることで回避しました。
またこの本を読むことで自分が引きずっていることを自覚できるので「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」を読むのも効果的です。
ぼくがそうだったように、自分が引きずっていることを自覚できないまま忙しい現代社会では次々やることが押し寄せて思考停止してしまいます。常に自分の感情に気を払い生きていきます。
可能性を妨げる障害物
自分の本当の力に気づきはじめると、目の前に、広大な可能性の領域が開かれる。
それが私たちを脅かすのだ。それゆえ私たちは、成長の速度を緩めるために障害物に手を伸ばす。自分自身に正直であれば、自分にとって何が有害かわかるだろう。たいがい、当然の権利だと弁解したくなるものが、それにあたる。
自分の習慣を一つひとつ見直してみよう。やめると想像しただけで、怒りたくなるのはなんだろう?
もしあれば、それがあなたをもっとも大きく脱線させてきたものだと思ってさしつかえない。じっくりそれを見つめてみよう。自分のためにならないものは、自分がいちばんよく知っているはずだ。
食べ物は逃げの手段になっていないだろうか?仕事にかまけて自分を見失っていないだろうか?セックスや恋愛にのめり込んで、自分の本当にやりたいことをおろそかにしていないだろうか?
自分を妨害する手段は、単独ではなく、組み合わせて使われるのが普通である。自分を妨害する目的は恐れを和らげることにある。私たちは空虚さから不安を感じると、かならず創造性を妨げる薬に手を出す。
自分を自己妨害へと押しやるのは、他の感情を装っていることもあるが、つねに恐れなのだ。
出典 新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 ジュリア・キャメロン(著),菅靖彦(翻訳)
結局自分の可能性を活かすも殺すも自分しだいということです。
食べ物は逃げの手段になっていないだろうか?仕事にかまけて自分を見失っていないだろうか?セックスや恋愛にのめり込んで、自分の本当にやりたいことをおろそかにしていないだろうか?
この問いを毎朝鏡のまえで問いかけて生活して行きます。
本日も「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」読んでいて心に残った言葉を紹介しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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