「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」 知的人生設計のすすめ 書評

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」 知的人生設計のすすめ 書評サムネ 雑記
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こんにちは1です。橘玲さんの著書「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」はお金持ち自営業者になるための考え方をつくる本です。心に残った言葉を紹介します!

黄金の羽根とは

制度の歪みから構造的に発生する”幸運”。手に入れた者に大きな利益をもたらす。

出典 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著 橘玲

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」の中では2002年日韓共催サッカーワールドカップのお話がたとえで出ています。

日韓共催サッカーワールドカップのチケットは日本国内販売と海外販売がありました。日本国内販売は即完売しネットオークションでは7,000円のチケットに20万円以上のプレミアがついていました。

一方海外販売は余っていて当時インターネットを使い工夫すれば購入することができました。海外チケットを手に入れた人のなかにはチケットをネットオークションで売却し観戦のための旅費にした人もいます。

黄金の羽根は、知っているか知らないかで大きな差を生む情報です。

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」には知っているか知らないかで大きな差を生む情報がたくさん書かれています。

ひとつだけ大切にしてきた原則

ひとつだけ大切にしてきた原則があります。それは、どんなときもできるだけ経済合理的に判断する、ということです。なぜならビジネスも資産運用も、(短期的には偶然に左右されるとしても)長期的には経済合理的な選択がもっとも有利になるようにできている(はずだ)からです。

出典 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著 橘玲

長期的には経済合理的な選択がもっとも有利になるようにできている。金言です。手数料の安い長期インデックス投資は15年〜20年以上持ち続けることで想定利回り5〜7%。素人でも再現性が高い投資と言われています。

またビジネスにもロングタームオリエンテーションという言葉があります。多くの企業は3年程度の計画で経営しています。ただ良い企業はもっと長期の計画持っています。ビジョンが長期なほど軸がブレないそうです。

未来の技術やサービスを先取りする

企業家にもっとも大きな利益をもたらす差異はイノベーション、すなわち技術(テクノロジー)です。産業革命の時代からマイクロソフト、アップル、グーグルまで、史上に君臨したのは未来の技術やサービスを先取りした企業でした。ソフトバンクの孫正義社長はかつて、シリコンバレーのビジネスモデルを日本にもってくることを「タイムマシン経営」といいましたが、未来と現在の価格の差異が利益の源泉になることをよく表しています。

出典 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著 橘玲

この本は2017年に発売されました。今も未来の技術やサービスを先取りするは真理です。なぜならソフトバンクの孫正義社長は2025年はオープンAIのサム・アルトマンと組みAIを使ったビジネスを日本で展開しはじめています。

孫正義さんのブレない基本戦略も勉強になります。

確実に金持ちになる方法は支出を減らすこと

誰もがキャリアを積んで、年収1000万を超えるエリートサラリーマンになれるわけではありません。「自分に投資する」とよくいわれますが、その投資の大半は無駄になっているという現実もあります。サラリーマンとして出世したり、ビジネスを立ち上げて成功したり、そういう理想像だけを追い求めても成功の果実を手にできるひとは限られています。

では、人的資本に投資しても思うような成果を挙げられない私たち凡人は、どうすればいいのでしょうか?

実は、ここにもちゃんと解決策があります。それは、支出を減らすことです。

出典 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著 橘玲

金持ちになる方法はシンプルです。「支出を減らす」

さらに橘玲さんは「金持ちははケチだ」と言われるがこれは論理が逆で「ケチだからこそ金持ちになれた」と書いています。この言葉を聞いて友人の父を思い出しました。友人はつねに「おやじはケチだ!」となげいていました。ただ友人の父親が亡くなったあと残した遺産の額は富裕層でした。

また橘玲。さんは「限られた年金を有効に使うなら、東京(やほかの大都市)の郊外を目指すべき」と書いています。大都市の郊外で生活コストを下げ支出を減らす。僕も実践して行きたいと思います。

「好きなことしかやらない」と決めれば人生における面倒な問題の大半は消失する

自営業者になってみて痛感したのは、「好きなことしかやらない」と決めれば人生における面倒な問題の大半は消失する、ということです。

世の中には、(おそらく)5%程度の割合で、正常な人間関係を結ぶのがきわめて難しいひとがいます。仕事上のほとんどのトラブルはこの”やっかいなひと”がもたらすのですから、苦しさから抜け出すには、そういうひとと付き合わない選択肢をこちらが持てばいいだけです。

組織から自由になれば、理不尽な人間関係のなかで「倍返しだ!」と叫ぶこともなくなるでしょう。

そのうえ、通勤と会議がなくなれば自由な時間が劇的に増えます。私は1年の4分の1程度を海外で過ごしていますが、これが可能になるのは無駄なことに時間を費やす必要がなくなったからです。

人生は有限であり、私たちにとってもっとも貴重なのはお金ではなく時間です。

出典 「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著 橘玲

「好きなことしかやらない」と決めれば人生における面倒な問題の大半は消失する。

この本の中で1番心に残った言葉です。実際に今日から試して真実か検証します。

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」のまとめ

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今日は、橘玲さんの著書「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」の心に残った言葉を紹介しました!

  • 黄金の羽根とは知っているか知らないかで大きな差を生む情報
  • どんなときもできるだけ経済合理的に判断する
  • 企業家にもっとも大きな利益をもたらす差異は技術(テクノロジー)
  • 確実に金持ちになる方法は支出を減らすこと
  • 「好きなことしかやらない」と決めれば人生における面倒な問題の大半は消失する。
  • 人生は有限、私たちにとってもっとも貴重なのはお金ではなく時間

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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