「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」書評

スティーブ・ジョブズの禅僧 宿無し弘文サムネ 雑記

スティーブ・ジョブズが通った禅寺が分かる本。「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」書評

こんにちは1です。今日はスティーブ・ジョブズが通った禅寺が分かる本。スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文書評をお伝えします。

「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」はスティーブ・ジョブズが寵愛した禅僧 弘文の禅に対する考え方とスティーブ・ジョブズが通った禅寺が分かる本です。僕はベストセラー「スティーブ・ジョブズ」を読みスティーブが通った禅寺をネットで探しましたが見つけられませんでした。この本を読んで地図を見たとき感動しました。

スティーブ・ジョブズが行った禅寺

  • ロスアルトス(俳句禅堂)
  • タオス(鳳光寺)
  • 加茂(定光寺)
  • 加茂(耕泰寺)

加茂(耕泰寺)では縁側で坐禅をしたそうです。

「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」気になった見出し5つ

「自分を価値あるものと思うこと。自身の経験を敬うこと。目的のためではなく、ただ坐禅をすること。毎日が禅だということ」

出典 「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」 柳田由紀子

自分を価値あるものと思うこと〜。この考えは弘文の禅の考えです。自分に自身がない方多いですよね。僕もたまに自分に自身がなくなるときがあります。この言葉で自分を見直せました。ひょっとしたら漫画「ブルーロック」くらいみんなエゴイストで良いかもしれません。

禅は、あるがままの環境を受け入れるのです。人には運命があるのだから、置かれた境遇を思いわずらうのは愚かなことです。弘文は自分が落ちぶれたなどとはまったく考えていなかったでしょう。

出典 「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」 柳田由紀子

あらがうことをやめ受け入れる。なかなか難しいです。僕はすぐ反応してしまいます。ただ人は選択肢が多いと迷い決断できなくなると言います。あらがって選択肢を無理に増やすより目の前のこと全てを受け入れてそこから選択することも良いのかもしれないと思いました。すると

今、内見希望した物件がすでに埋まっていると連絡がありました。これは縁がないことを受け入れるしかありません。

「こんな田舎の寺に二度もやって来たのです」と、耕泰寺の知野東悟住職は回想する。耕泰寺は、一時期、弘文が養子に入った寺である。ジョブズは、弘文の実家、定光寺で寝泊まりしていたが、ある朝突然耕泰寺を訪ね、「庭を見せてください」と頼んだという。

そこで、庭に面した縁側に通したところ、「夕方近くまでずっと座布団に座っていました。食事を勧めたのですが、『いいえ、いりません』と、ただ庭を見つめているのです。髭ぼうぼうでやつれた人が、鋭く、すがるような目で一日中庭を眺めている。異様な光景でした。あの時、あの方は何かを求めていなさった。ひと言でいえば、あれは執念です。しかも、あの方は、数日置いてまたやって来て同じことをされたのです」

出典 「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」 柳田由紀子

加茂は新潟にあります。この文を読みすぐにでも行って坐禅をしたいと考えましたが大雪で断念しました。スティーブの足跡は謎に包まれていることが多いのでこういった貴重な情報が分かるのは本当にありがたいとスティーブ・ジョブズ好きとして思いました。

「アップルがうまくいかなかったら、日本に行って坊さんになる」

出典 「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」 柳田由紀子

あのスティーブ・ジョブズもいざというときのため逃げ道を用意していたことに驚きました。会社で働いていてもそこを首になったら、あとがなくどうしても守りに入った対応で弱気になりがちです。でも逃げ道を用意しておけば心おきなく攻められます。

数年まえ福井県の永平寺に行ったとき同じことを思いました。いざとなったら「永平寺で坊さんになる」もちろんそんな簡単ではありませんが、この言葉。今後使って行きます。

小さい存在である私たちの自我のからはとても頑固で硬くて、世の中を支配しようとしてしまう。そうではなく、自分の思いに執着しないで、周囲や全体と繋がり合った関係の中で自分を開き、再生させていこう。

出典 「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」 柳田由紀子

自分にコントロールできないことは手放すことを日々意識してます。ただ無意識に頑固なところがありそれが執着になっているときもあるなとあらためて反省しました。

また人生はドラクエだなと思いました。ドラクエは決まったキャラクターに話しかけないと前にすすめません。前に進めないキャラクターに話しかけて進展がないから無理やり話かけ続けるとかできません。自分の思いに執着せず受け入れるドラクエで考えるとすっーと入ってきました。

「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」まとめ

今日はスティーブ・ジョブズが通った禅寺が分かる本。スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文書評をお伝えしました。

「スティーブ・ジョブズの禅僧 宿なし弘文」は禅の考え方、プライベートを謎にしたスティーブ・ジョブズの辿った軌跡が分かる貴重な本です。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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