こんにちは1です。昨日は約12時間かけて淡路島から静岡県用宗に移動しました。今日は
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」を読んで心に残った言葉を紹介します
アーティストは目標に達しても、また新たな課題があらわれる
成功はゴールではない
創造性の探求は霊的な道である。その道はどこまでも続いており、これで終わりということはない。もちろん、作品が完成したり、成功を収めたりすることはあるだろう。
しかし、ある目標に達しても、また新たな課題を突きつけられるというのが、この道の特徴なのだ。
別な言い方をするなら、目標に到達したとたん、その目標が消え失せる。
どんなにすばらしい作品を完成させても、それで完璧に満たされることはなく、ふたたび、創造の渇きに直面させられる。
創作に打ち込んでいる間、忘れていた「さて、次に何をしょうか?」という疑問がふたたび頭をもたげるのだ。こうして、飽くなき創造への欲求が生まれ、現状に甘んじてしまうのを許さない。
立ち止まることはできないのである。立ち止まろうとすると(多くの人がそうしたい誘惑にかられるが)、たちまち不満やいらだちにおそわれる。
アーティストは精神的に鮫にたとえられるかもしれない。動きつづけなければ、底に沈んで死んでしまうからだ。
初心に立ち返るか、それとも成功の椅子にふんぞりかえるか、選択は二つに一つしかない。
だが、クリエイティブな人生を維持したいのなら、初心に戻る謙虚さが必要だ。すぐれたアーティストかどうかは、初心に立ち戻る勇気をもっているかいないかで決まる。
ある分野の巨匠と目されている私の友人は、あるとき何年も先の仕事までびっしりと埋まってしまっている状況に気づいた。
彼は人のうらやむほどの高給を取っていたが、アーティストとしては決して好ましい状況ではないと思った。三年ごしのプロジェクトにしても、最初のころと同じような情熱で取り組めるか、正直言って自信がなかった。
そこで、彼は損を覚悟で仕事を減らし、リスクは大きいがアーティストとしてためになる仕事に精を出しはじめた。
もちろん私たちがみな、金の成る木を捨ててまで、自分の創造性に賭ける勇気を奮い起こせるかどうかはわからない。だが、努力することはできる。
せめて、そうした心意気だけはもちたい。アーティストは旅人のようなものである。世俗的な価値観にどっぷりつかり、地位や身分にばかり心を奪わると、内的な導きにこたえることができない。
たしかに、アートからビジネスが派生することは少なくない。だが、創造という行為はビジネスのためにやるものではない。
儲かるからという理由で、過去のヒット作の複製を延々と作ってばかりいたらどうなるだろう。ビジネス上、そうしたくなる気持ちもわからないではない。
しかし、どんなに独創的な作品でも、同様なものを作りつづければ、やがて飽きられてしまうのは目に見えている。
ヒットした映画の続編を作る、ベストセラー本の類書を出す、売れっ子の画家が似たような絵を描きつづける・・・・こうしたことはすべてビジネスの要請で起こる。
陶芸家、作曲家、バレエの振付師などにとっても事情は同じである。いったん成功を収めると、売らんがために、同じ表現の繰り返しを求められるのだ。
しかし、それを受け入れるかどうかは、アーティストの選択にかかっている。
成功したアーティストにとって重要なのは、未来を抵当に入れないことである。
大金が得られるから、二年間、あまり気乗りがしない仕事をするのは、かなり高い買い物だと肝に銘じておくべきだろう。編集者はベストセラーねらいをやめるべきだとか、映画会社はビジネス優先の考えを改めるべきだと言っているのではない。
アーティストが創造的でありつづけるには、売れ筋だけを手がけるのではなく、創作する人間として満足のいく仕事も手がけていかなければならないと言っているのである。
そのためには、モーニング・ページやアーティスト・デートを通して、日々、自分の創造の源と触れる時間を確保する必要がある。このささやかな日々の努力が、長い目で見れば豊かな創造性の開花へとつながっていく。
内なるアーティストを無視すると、その代償がすぐに外側の世界に現れる。
出典 新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 ジュリア・キャメロン(著),菅靖彦(翻訳)
ベストセラーを出しているぼくの友人は、「損を覚悟で仕事を減らし、リスクは大きいがアーティストとしてためになる仕事に精を出しはじめた。」を常に実践しています。
友人は先日、海外出版が決まりました。
彼は常にクリエイティブです。
海外を目指さなくても安定した収入と十分な資産があり、誰かからうらやましがられる生活をしているので「成功はゴールではない」は真理です。
自分の中の熱い体温を感じるひと
いまモヤモヤしてたり自分の中の熱い体温を感じるひと。
毎日忙しくて本当にやりたいことをする時間と体力が取れないひとは
- 1.仕事を続けながらあいた時間で本当にやりたいことをするための時間を作る
(理想論。ハードルは高いけど1度考える) - 2.働きながら毎月のミニマム・ライフコストを把握する。
(ミニマム・ライフコストは
「自分や家族が〝健康的に〟生きるために最低限必要な生活費」
引用 自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと 文庫版) - 3.ミニマム・ライフコスト会社員なら半年分、フリーランスなら1年分の現金を確保して残った時間で本当にやりたいことをする
創作する人間として満足のいく仕事をする時間を確保すればあなたの毎日は必ず充実します。
本日も「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」読んでいて心に残った言葉を紹介しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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